毎日、通勤・通学時に必ず飼い主を見送るのが習慣になっている猫も多い。
猫が飼い主を見送るとき、どんなことを考えているのか気になりませんか?そこで今回は、猫が飼い主を見送るときの気持ちについて詳しく解説していきます。
お留守番するとき ネコはどんな気持ちなんだろう?
毎日家を出るとき、愛猫が必ず玄関で見送ってくれるのが、とてもかわいい。
毎日見送る愛猫はどんな気持ちなんだろう、と思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は、猫が見送るときに感じる代表的な気持ちをピックアップしてご紹介します。
●「早く帰ってきてね」 「さびしいよー」
一番多いのは「寂しさ」ではないでしょうか。
大好きな飼い主と一緒に家で過ごしたいのに、飼い主が外に出てしまうという現実に、とても寂しさを感じている猫は少なくありません。
寂しがり屋の性格の猫や、飼い主と一緒にいる時間が長い猫は、このような寂しさを感じやすいようです。
また、早く帰ってきてほしいと思っている可能性も高く、見送りだけでなく、帰ってきたら必ず「お出迎え」をしてくれる子も多いと言えます。
●ひとりの時間 楽しむぞ!
寂しいと思うかもしれませんが、実は猫は飼い主が留守にするのを楽しみにしているケースもあるのです。
飼い主が出かけている間にいつもイタズラをしてしまう、飼い主の目を盗んで行動する癖がある…という猫の場合、飼い主が出かけるのをしっかり見てから行動する猫もいます。
これは、イタズラをしていることに少し罪悪感を感じているからでしょう。
日頃からイタズラ好きな猫を飼っている方は、イタズラされて困るものを猫の手の届かないところに移動させたり、外出前に猫が移動できる部屋の範囲を制限するなどの対策をしておくとよいでしょう。
●窓の外は、どんな様子なんだろ?
見送るたびに玄関から出ようとする猫や、日頃から窓やドアの近くにいて外を眺めるのが好きな猫は、「自分も外に出たい」と思っている可能性が高いのです。
家の中のにおいは、外の世界のにおいとは大きく異なります。
だから、違うにおいのする世界に興味津々なのでしょう。
ただし、この場合、油断すると見送った隙にペットが脱走する危険性がありますので、脱走防止策を講じることをお勧めします。
まとめ
猫がお見送りをする理由は、どれもとても可愛らしいものばかりです。
しかし、気をつけないと留守中に猫が逃げたり、いたずらしたりする可能性があるので、留守中に猫が安全に過ごせるような工夫をあらかじめ考えておくとよいでしょう。