ネコと一緒に賃貸物件に住む場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか?

ネコと一緒に賃貸物件に住む場合、いくつか注意すべき点があります。
ここでは、特に気をつけていただきたい4つのポイントについてご説明します。

◆敷金などの初期費用は、ネコを飼う場合の方が高くつきます。

ペット可の物件でペットを飼う場合、最初の「保証金」が割高になることが多い。
ほとんどの場合、敷金には家賃の1ヶ月分が加算されます。
しかし、ネコを飼う場合は、さらに家賃の1ヶ月分、ほとんどの場合は2ヶ月分の家賃を支払わなければなりません。

セキュリティ・デポジットは、物件に問題がなければ退去時に返金される料金です。
しかし、ペットを飼っている場合は、壁紙や床材が傷んでいることが多く、修理費用が通常よりも高くなってしまいます。
そのため、敷金は原状回復のために使われ、返金されないこともあります。
家賃の1〜2ヶ月分の敷金は大きな出費となりますので、事前に確認しておきましょう。

◆また、退去時の原状回復費用も割高になります。

前述したように、賃貸物件から退去する際の原状回復費用も、ネコを飼っていると高くなります。
原状回復費用は、初期費用として支払った敷金から支払われますが、敷金でカバーできない分は、住んでいた人が追加で支払う必要があります。
費用がかからないように、コンクリート壁の物件を選んだり、壁や床にカバーをかけたりするのがよいでしょう。
ただし、爪とぎはネコの習性なので、ネコ用の爪とぎを別途用意するとよいでしょう。

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◆「ペット飼育可」であっても、複数のペットを飼うことができない場合があります。

ペットOKの物件だからといって、好きなだけネコや犬を飼っていいというわけではありません。
多くの物件では、飼育可能なネコや犬の数を明確に定めています。
また、大型犬は不可など、飼える動物の大きさにも制限がある場合が多いです。

飼育数に制限がなくても、管理会社や大家さんの許可なくネコの数を増やすのは好ましくありません。
周囲の人たちと良好な関係を築くためにも、物件を探す際には必ず規約を確認し、ペットを飼う前には管理会社に確認するようにしましょう。

◆交渉条件によっては、多頭飼いが可能な場合もあります。

飼育可能なペットの数が「1匹」や「ネコ1匹、犬1匹」と制限されていても、管理会社や大家さんとの交渉次第では、指定された数以上のペットを飼うことができる場合もあります。
交渉を成功させるには、敷金の追加、家賃の追加、そしてマナーを守ることの誓約がポイントになるようです。

複数のペットを飼うことが許可されたとしても、集合住宅での多頭飼育には様々な問題があります。
ペットが周りの人に迷惑をかけないよう、徹底した対策が必要です。

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