犬を飼うことで得られるメリットとは!?

「犬を飼うと人生が豊かになる」とよく言われますが、犬を飼うと具体的にどのようなメリットが

あるのでしょうか。

ここでは、犬を飼うことで得られる4つのメリットをご紹介します。

メリット1)毎日が楽しく、癒される


犬と暮らすことは、楽しいことばかりではなく、大変なこともあります。


だからこそ、毎日が充実し、愛犬との絆が深まっていくのです。

また、犬と触れ合うことで、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの量が3倍以上に増えると言われています。

オキシトシンは “癒しのホルモン “や “愛のホルモン “とも呼ばれており、ストレスを軽減する効果も期待できます。

犬は心身ともに癒してくれる “心のビタミン “なのです。

メリット2:規則正しい生活で健康になる

ペットを飼うと、生活が規則正しくなるとよく言われます。
その理由は、餌やりや散歩の時間など、生活にルーティンができるからです。

今まで不規則な生活をしていた人が、犬を飼ったことで、早寝早起きになったり、1日3食欠かさず食べるようになったりと、規則正しい生活に変わったというのはよくある話です。

生活のリズムや運動不足が気になる方は、犬を飼うことで健康になれるかもしれません。

メリット3)交友関係の幅が広がる


犬は太古の昔から家畜として飼われており、人と人とのコミュニケーションを円滑にする効果があると言われています。

実際、犬を飼い始めると、散歩やドッグラン、動物病院やドッグカフェなど、さまざまな場所で他の犬の飼い主と交流することになります。

その結果、自然と犬友達ができ、他の人と話す機会が増えることで、知り合いが増え、交友関係が広がっていくのです。

友達になるだけでなく、困ったときに助けてくれる頼もしい味方になってくれるはずです。

メリット4)子供に良い影響を与える


犬はただかわいいだけではありません。

毎日一緒に遊び、お世話をすることで、子どもたちは豊かな感情や思いやり、

コミュニケーション能力を身につけることができます。

また、犬を飼うことで、子どもたちは命の大切さを学ぶことができますし、

苦しいときや悲しいときに慰めてくれる大切な仲間にもなります。


では、犬を飼うことのデメリットは何でしょうか?

犬と暮らすことは、必ずしも良いことばかりではありません。
「こんなはずではなかった」と犬を手放す人がいるのも事実です。

そうならないためにも、デメリットを知っておくことが大切です。


犬を飼うことのデメリットとは

デメリット1)毎日のお手入れが大変


犬は犬種を問わず散歩が必要で、朝晩2回外に連れ出すことが推奨されています。


また、特に運動量の多い犬種の場合は、1日1時間以上の散歩が必要と言われています。

ですから、「明日は出張だから」「夜は友人と会うから」といって、散歩をさぼることはできません。


散歩をおろそかにすると、運動不足はもちろん、肥満や筋力低下の原因にもなりかねません。

犬にとって散歩は楽しみのひとつですから、毎日時間を割くことが必要です。

また、散歩だけでなく、シャンプーやブラッシング、爪切りなどのボディケアも

愛犬の健康を守るためには欠かせません。

犬を飼うということは、多くの時間と労力をかけなければなりません。

デメリット2)時間や行動が制限される

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ペットを飼っていなければ、好きな時間に好きなことができますが、犬を飼うと

犬中心の生活になり、時間や行動が制限されてしまいます。

また、旅行にも気軽に行けなくなってしまいます。
最近では、犬と一緒に泊まれるホテルや旅館も増えてきましたが、自分が行きたいところに

犬と一緒に泊まれるかどうかは定かではありませんし、あきらめなければならないことも

あるでしょう。

また、なんとかペットホテルに愛犬を預けて旅行に行ったとしても、愛犬のことが

気になって旅行に行く気分になれないこともあります。


ペットを飼っていない人は気軽に行けるかもしれませんが、犬を飼っている人は

いろいろと気を遣わなければならず、楽ではないと思います。

デメリット3)近所に迷惑をかけることがある。

自分が犬好きであっても、周りに住んでいる人が犬好きとは限りません。

あなたが犬を愛していても、あなたの周りに住んでいる人たちが犬好きだとは限りません。


「犬の鳴き声がうるさい」「排泄物の臭いが気になる」など、ちょっとしたことが

大きな問題になります。

特に、犬の鳴き声は外に響くので、ご近所トラブルを防ぐためには、犬をしっかりとしつけ、

飼い主としてのマナーやモラルを尊重する必要があります。

デメリット4)シニア犬には介護が必要な場合がある。

1950年代、犬全体の平均寿命は7~8歳と言われていましたが、

2020年には犬全体の平均寿命は14.48歳※1となり、30年間で平均寿命が2倍になっています。

その理由のひとつは、獣医学の発展と健康に良い食品の増加と言えます。


しかしその一方で、犬が介護を必要とするケースも増えています。

犬は自分で食事や排泄ができず、飼い主に大きな負担をかけているケースもあります。

そのためには、犬を飼ったときから最期まで一緒にいる覚悟が必要なのです。

※1一般社団法人ペットフード協会「2020年全国犬ネコ飼育実態調査」による。

お金がないのに犬を飼ってもいいの?

犬を飼うためには、購入費用だけでは足りません。


フードや日用品、消耗品、トリミングなどの費用を継続的に支払う必要があります。

夏は熱中症予防のためにエアコンを一日中つけていなければならず、

冬は寒さ対策のためにヒーターを使わなければならず、光熱費がかさみます。

もちろん、犬も生き物ですから、病気やケガをして、急な医療費がかかることもあります。


犬には人間のような健康保険がありませんので、ペット保険に加入していない場合は、

実費で100%負担しなければなりません。

大きな病気になると数十万円から数百万円かかることもありますので、

急な出費に備えてある程度の貯蓄をしておくことが大切です。

これらのことを考えると、経済的に余裕がないと犬を飼うことは不可能であることがわかります。

「可愛いから」という理由で犬を飼うのではなく、自分の経済力や必要性をよく考えて

飼う必要があります。

まとめ

犬を飼ったその日から、その犬の小さな命のすべてが飼い主の手に委ねられます。

そのため、日々のお手入れや生活環境、経済的な事情などに不安がある場合は、

今すぐ犬を飼うのはやめたほうがいいかもしれません。

日々のケアや生活環境、経済状況などに不安がある場合は、今は犬を飼わない方がいいでしょう。

好きだからこそ飼えるまで我慢する、というのもペットの愛し方のひとつですね。

犬はモノではなく、大切な命であり、私たち人間と同じように感情を持っています。


犬を飼うことになったら、責任を持って、最期を迎えるまで愛情を持って大切に育ててください。

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