マイペースでツンデレなところもある猫ですが、いつもお世話になっている飼い主さんのことが大好きなんです。
さらに、猫が好きすぎて恋をしてしまったら…猫の行動や言動から、飼い主への愛情の深さが見えてきます。
どんなしぐさや行動を見せるのでしょうか。
あたまをスリスリしてくる
猫が飼い主にスリスリしたり、頭をこすりつけたりすることがあります。
飼い主にベッタリな猫は、自分の匂いをつけようとする。
猫は自分のにおいをつけるために、家具などに頭をこすりつけることがありますが、これは縄張りをアピールする行動です。
飼い主の匂いも嗅ぐようになったら、飼い主が大好きで自分のものだと主張していることになる。
また、舐めてくることがありますが、これも匂いを嗅ぐためやグルーミングのために行うことがあります。
飼い主への愛情表現なのです。
いっしょのお布団にはいって寝る
夜、飼い主と一緒に寝ている猫を飼っている方。
布団の上で一緒に寝た方が暖かいからという理由もありますが、それでも一緒に寝ている人を信頼しないと寄り添って寝てくれません。
さらに、体の上に乗ってきたり、顔の近くで寝てきたりしたら、よほど愛されていると言えるでしょう。
安心して、甘えてきているのです。
しっぽをピンとして、あとを付いてくる
飼い主さんへの愛が強すぎて、いつでもどこでも一緒にいたいんです♡。
そんな気持ちで飼い主の後をついて回ることもあります。
トイレやお風呂に入るのを待っている猫もいます。
猫が飼い主の後をついてくるとき、尻尾を振っているのが見える。
猫がご機嫌なときに尻尾が上がっている。
これは相手を愛している証拠でもあります。
また、尻尾を小さく震わせるのは、好きな相手に対して見せる態度です。
あまり度が過ぎると病気なの?
飼い主が大好きすぎて甘えられないという程度ならいいのですが、一瞬でも飼い主から離れられないとなると問題です。
これは、”分離不安症 “という病気の可能性があるからです。
分離不安のため、常に飼い主を追いかけ、飼い主の姿が見えなくなると大騒ぎしてパニックになる。
飼い主と離れる不安から、問題行動を起こしたり、体調を崩したりすることもあります。
ベタ惚れの域を超えていると感じたら、動物病院に相談することをおすすめします。
まとめ
猫からベタ惚れされる飼い主は幸せですね。
猫の愛情表現に気づいたら、スキンシップなどでその愛情に応えてあげましょう。
そうすることで、あなたと猫の絆が深まるに違いありません。
ただし、愛情が強すぎると病気になることもあるので、注意が必要です。
病気になったら、飼い主だけでなく、猫も困ってしまいます。
また、猫が一人で過ごすことに慣れるように、一定の時間を設けて一緒に遊ぶなど、日頃から自立できるような環境を整えてあげることも大切です。
ほどよい距離感が、ネコとあなたの関係を良好にします。