猫が見知らぬ人に怯えちゃう理由って?

猫は態度が大きく、どちらかというとお堅い印象があります。
しかし実際は、見知らぬ人が近づくとすぐに逃げてしまう猫が多いのです。
実は小心者なのかもしれませんね。
どうして怯えちゃうのでしょうか?

何をされるかわからないから

信頼関係がある相手ならともかく、信頼関係がない他人は、何をされるかわからない猫にとって危険な相手です。
そのため、身の危険を感じて怯えるのです。
来客が来ると、多くの猫は一斉にどこかに身を隠し、来客がいなくなるまで出てきません。

人見知りしちゃうから

人見知りする猫が大半を占める中、中には人を怖がらず、とても人懐っこい猫もいます。
もともとの性格が人見知りの場合、見知らぬ人には警戒心を持つことが多いようです。
これは仕方のないことですが、よく来る人を覚え、危険がないと分かれば姿を見せることもあります。

 テリトリーに侵入してくる人だから

室内飼いの猫にとって、家の中は自分のテリトリーです。
猫の世界では、自分のテリトリーに入る者は侵入者として扱われ、油断すると血まみれになってしまうこともある。

当然、来客も猫のテリトリーへの侵入者である。
ハッ!何か曲がったものが侵入してきたぞ!”という警戒心を抱いているのでしょう。

家族以外の人と出会ったことがないから

子猫の頃からいろいろな人と接していると、人懐っこい猫に育つと言われますが、その逆だと人見知りする猫になりがちです。
もともとの猫の性格もあるので絶対とは言えませんが、小さい頃から家族以外の人に会ったことがない猫は、知らない人を怖がる可能性が高いようです。

ネコが怯えちゃったときにはどうすればいい?

●しばらく ほっておく

一番良いのは、猫を自由にさせることです。
必死に隠れている場所を探し出して引っ張り出そうとすると、確実に嫌がります。
二度とあなたに顔を見せてくれなくなる可能性大です。
たとえあなたが猫のことを心配していても、口をつぐんで猫の好きなようにさせてあげましょう。

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●そーっと静かに

猫は静かな環境を好みます。
大きな音や突然の音は彼らにとって良いものではありません。
そのため、できるだけ静かにしてあげると、猫もリラックスしやすくなります。
警戒を解くまでの時間も短くなる可能性があります。

●あなたから近寄らない

初めて猫に出会ったとき、ついついやってしまいがちなのが、猫に近づくこと。
かわいいと、つい撫でてあげたり、そばに行ったりしたくなりますよね。
しかし、猫にとっては、これはとても恐怖を感じる人間の行動なのです。

猫と仲良くなるには、この逆で「猫が近づいてくるのを待つ」のがポイントです。
猫は物陰からじっとあなたを見ていて、近づいても大丈夫かどうかを判断しています。
この人は大丈夫かな?と思ったら、徐々に距離を縮めてきますので、それまでじっと待ちましょう。

猫が近づいてきたら、やはりしばらくは様子を見るしかない。
匂いを嗅いで相手を研究し、安全だと感じてから警戒を解く。
できれば、猫に触れるのは、猫が自分からすり寄ってくるようになってからのほうがいいかもしれませんが、まずは指の匂いを嗅がせて、頬をやさしく触ってあげましょう。
逃げないようなら、もっと撫でてあげると、もっと仲良くなれるはずです。

じーーーっと目を見つめない

猫と接するときに一番大切なことは、目をじっと見つめないことです。
猫の世界では、目を合わせるということは、喧嘩を売っていることになるのです。
人間の常識と猫の常識は違うのです。

ですから、猫と目が合ったら、すぐに目をそらすか、ゆっくりまばたきをしてください。
まばたきをすることで、猫に敵意がないことを伝え、猫に良い印象を与えることができるかもしれません。

まとめ

猫が好きなのに、会った瞬間に全力で逃げられると、ちょっと悲しいですよね。
しかし、一部の猫を除いては、それが猫の本質だと理解すると楽になります。
慣れてきて、心を開いてくれたら、きっとナデナデしてくれるはずです。
その時を気長に待ちましょう!

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