ネコのストレスで、絶対に見過ごせない変化!

猫はわがままに見えるかもしれませんが、実はとても繊細な動物で、ストレスを感じやすいのです。
基本的に我慢強く、体の痛みを表に出すことはありません。
ですから、飼い主は愛猫のわずかな変化も見逃さないことが大切です。

食欲に波がある

体調の変化を最も感じやすいのは、食べ物の見た目でしょう。

落ち着いた状態の猫は、食欲の変動があまりない。

しかし、ストレスを感じている猫は、食欲がなくなったり、異常に食べたりすることがあります。

これは、精神的なバランスが崩れると、ホルモンの分泌や内臓機能に影響が出るからです。

下痢や嘔吐を繰り返しちゃう!

嘔吐や下痢を繰り返すのも、ストレスサインかもしれません。

グルーミングで体内に入った毛玉を吐いてしまうことがあります。

猫が毛玉を吐くという行為は通常問題ないのですが、1週間のうちに何度も吐いたり下痢をしたりする場合は、何か問題があると思われます。

病院で検査しても感染症や内臓に異常がない場合は、ストレスが疑われます。

トイレではないところで、やっちゃう!!

トイレ以外で粗相をするときは、ストレスが溜まっている場合があります。

粗相が大きな病気のサインである場合もありますので、粗相を繰り返す場合は、まず病院を受診してください。
特に、排尿姿勢をとらない「失禁」、少量の尿を頻繁にする、一度に多量の尿をするなどは、急を要する病気のサインである可能性があります。

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これらの検査を行っても特に病気がないようであれば、トイレ以外での粗相の原因としてストレスが疑われます。

いつもと違う態度や行動をする

いつもと違う行動や態度がよく見られるときは、ストレスかもしれません。

落ち着きがない、元気がない、隠れて出てこない、などがよくあります。

いつもは元気に遊んでいるのに、今日は食事の時間以外はずっと座ったままなど、気になることがあれば注意が必要です。

過ぎた毛づくろいや、自傷行為をしちゃう!

ストレスでいつもより毛づくろいの時間が増える。

いつも同じところを舐めてしまうので、抜け毛や炎症の原因になります。

特に舐めやすい足や手、お腹周りなどに脱落が見られることがあります。

自分のしっぽを追いかけたり、口で自分の毛をむしったりして自傷行為をすることがあるので、注意が必要です。

まとめ

猫の「ストレス」に注意!見逃せない5つの変化についてお伝えしました。

ストレス」は精神的なものだけでなく、体の痛みや温度など物理的・環境的な変化もストレスになります。

わずかな変化を察知するためには、愛猫の健康状態を知っておく必要があります。

野生の猫は、かつて体の弱い部分を隠していた。
その名残がイエネコには残っている。

ぜひ、今以上に愛猫の健康管理に気を配ってあげてくださいね。

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