ネコがエアコンを嫌がる場合はどうすればいい?

エアコンが嫌いだったら、どうするの?

ネコがエアコンを嫌がることがあります。
これは、風が体に当たるのが嫌なのか、エアコンの風が不快なのか、寒すぎたり暑すぎたりするのか、という理由が考えられます。

そんなときは、ネコのベッドやキャットタワー、ケージなどを、エアコンが直接当たらない場所に置いてあげましょう。

特に、ネコが動かせないケージは、最も快適な温度になるように置いてください。

エアコンが苦手なネコ 暑い夏はどうすればいい?

冷房が苦手なネコは、暑くても冷房のない部屋に移動して過ごすことがあります。

だからといって、冷房の効いた部屋に閉じ込めるのは、ネコにとってストレスになります。
かといって、暑い部屋にいると、夏バテや熱中症、脱水症状になってしまうのではないかと心配になります。

ネコにエアコンなしの生活をさせたい場合は、以下の点に注意する必要があります。

・飲み水の設置箇所を増やす
・日光を避けられる場所を作る
・風の流れを作るように換気する
・ごはんをしっかり食べさせる
・あつーい部屋に閉じ込めないよう細心の注意をする
・ペットボトルの氷やアイスノン、クールマットを利用する
・ブラッシングをしっかりとして抜け毛をとり、体温が逃げるようにする

冷房が苦手なネコでも、どうしても冷房を使わなければならない真夏には、上記の対策に加えて以下のような対策が必要になります。

・クーラー(エアコン)をエコモードや消音・おやすみモードなどで使う
・家具や防風ボードなどでエアコンからの直接くる風を遮る空間をつくる

エアコンが苦手なネコ 寒い冬はどうすればいい?

■ペット用の保温グッズを使う。

冬場は、ネコベッドや毛布など、ネコが暖をとれる場所があれば、エアコンなしでも生活できると言えます。

しかし、子ネコや老ネコは寒さに弱く、寒さで死んでしまうこともあるので、ペット用の保温グッズを使うのが良いでしょう。

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■暖房器具の使用について
電気カーペットやこたつは低温やけどの原因になるので、飼い主がいるときだけ使用し、使用するときは毛布を敷いて温度を和らげることが大切です。

フローリングの床は冷えやすいので、ネコ用ベッドを床に直接置かないようにし、床にカーペットやラグを敷くだけでも寒さを和らげることができます。

オイルヒーターを使用する
エアコンの音が嫌いなネコであれば、オイルヒーターを使うという方法もあります。

さらに、トイレや水飲み場、餌の置き場所がエアコンの風が当たる場所だと、エアコン嫌いのネコはトイレになかなか行かなかったり、水や餌を十分に摂らなかったりします。

エアコンの風が直接当たらないような落ち着いた場所にトイレと餌や水を置いてあげましょう。

ネコの部屋でエアコンを使うときに気をつけたいこと

ネコには個体差もあるので、夏の暑さに強いネコと弱いネコ、冬の寒さに強いネコと弱いネコとがいます。エアコンを使う際には、どのような注意点があげられるでしょうか。

◆部屋間の温度差が大きくなりすぎないようにする

夏場には、飼い主さんがいる室内はエアコンで冷えているのに、留守番させる時には冷房を使わないのでどんどん暑くなっている、ということのないようにしましょう。

室内の激しい温度変化は、エアコン代がかさむだけではなく、ネコの体調にとっても良くありません。

◆留守番中のエアコンの故障に注意

真夏の暑い日には、ネコだけで留守番させる時にもエアコンは必要です。しかし、停電や故障など、何らかの原因でエアコンが止まってしまうこともありえます。

そのため、たとえエアコンが止まっても、ネコが涼しい場所で過ごせるようにしておく必要があります。

換気を必ずして閉め切らないようにしたり、部屋から部屋へ移動できるようにしたりするなどの対処が必要です。さらに保冷剤やクールマットなどのグッズを使うことも大切です。

毛布とネコ用ベッドを併用する。

冬でもエアコンが止まってしまうと、ネコにとっては寒い空間になってしまいます。
しかし、ホットカーペットなど、エアコン以外の暖房器具をつけたままネコを留守番させるのは危険です。

ネコをお留守番させるときは、毛布やネコ用ベッドなどを用意してあげてください。

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