リラックスしている状態で、ネコの目の焦点は
ぼーっとした感じで、ゆったりとした印象が得られます。
何かが気になると焦点をあわせるために目を大きく見開いて、
瞳孔が細ーくなったり、まあるくなったりします。
相手に対して敵意がないよと伝えるときは、瞬きをしたり、
また目を細ーくしてみたり、場合によってはウィンクをしてみたりもします。
人すなわち私たちは、かわいいなぁと思うとじーっと見つめたり、
もっとよく見ようと目を見開いたりしてしまいます。
ネコはジーっと見つめられるととても不安な気持ちになるので、
瞬きをパチパチとしたり、目を細ーくして、
安心な気持ちになるようにしてあげてください。
どこかで出会ったネコに近づくときに、瞬きをしながら近づいていくと逃げないで
待っていてくれるチャンスが増えるかもしれません。
ネコの瞳孔も人間の瞳孔と同じで、明るーいところでは小さくなります。
暗ーいところではまーるく大きくなります。
何か怖いときや恐怖を感じると、真昼間でも瞳孔がまあるくなります。
緊張が強くなったり怖さを感じることで、目が充血してしまい
目の色が変わって見えるときもあります。
◆全身◆
リラックスした状態のときには、しなやかで柔らかーい印象になります。
興奮しているときや怖いときは、自分を大きく見せるために全身の毛を
逆立てて威嚇します。
自信があるときは背筋を伸ばしますが、チャンスがないときなど
怖いときや不安なときには姿勢を低くします。
恐怖心から伏し目がちになり、伏せてしまうこともあります。
◆目◆
恐怖心から伏し目がちになることもあります。
吸ったり噛んだりしているときに、甘噛みすることはありませんか?
これは、母乳を飲んでいた頃の名残だと考えられます。
あなたの肌を母乳のように感じ、吸ったり噛んだりすることで、子ネコの頃の幸せな気持ちを思い出しているのです
◆甘噛み
甘噛みに似た行動として、「鳴き声」があります。
この行動は甘噛みと似ていて、生まれたばかりの子ネコの頃、
母親からミルクをもらっていた時のことを思い出しているようです。
子ネコ時代を思い出して、幸せな気分で甘えたいのではないかと考えられています。
飼い主に甘えたいという気持ちをアピールしているときによく見られます。