猫はさまざまな声で鳴きますが、「んー」と鳴く猫を見たことがありますか?ニャー」「ニャー」とは違う鳴き方をするのには、どんな理由があるのでしょうか。
また、短い鳴き声なのか長い鳴き声なのかによっても異なります。
今日は、猫の鳴き方と鳴く理由をご紹介しましょう。
ネコが「んーーーーー」とあなたに鳴くわけ
猫がニャーと鳴くとき、その気持ちは明らかに「猫が信頼している相手への返事」です。
つまり、仲良しと思った相手に応えるときに、ニャーと鳴くのです。
愛猫が「モフモフ」するタイミングを思い返してみると、撫でているときや、ゴロゴロと鳴いているときのイメージではないでしょうか。
「んーーーーー」となかよしネコ同士でお話中
この「モー」という音は、仲の良い猫同士が使う音でもあり、野良猫は「ニャー」という音を使わず、口を閉じたこの「モー」という音でコミュニケーションを取ることがほとんどです。
「んーーーーー」は何かをしてほしいとき
さらに、「モー」は猫からのお願いでもあります。
さらに、「モー」は、「遊んでください」「ほっといてください」「何かください」など、猫からのお願いの意味もあります。
猫が涙目で「モー」と言うのは、何かを求めているサインです。
信頼できる飼い主さんなら、きっとわかってくれますよね?ん?信頼できる飼い主さんなら、きっとわかってくれるよね?
「んーーーーー」と短く鳴くのは、違った意味があるの?
●だーいすきだもん!
猫の鳴き声に「うーん」と短い音が混じっているのを耳にすることがあります。
猫が「うーん」「うーん」と短く鳴くのは、「あなたのことが好きだから、あなたのところに来るんだよ」と言っているのです。
「んーーーーー」と鳴きながら近づいてくるのはなぜ?
・猫が「うーん」と言いながら近づいてくるのは、あなたの敵ではないということです。
・猫が「うーん」と言いながら近づいてくるのは、あなたの友達になりたいと思っている証拠です。
猫はもともと縄張りを持つ動物であることはご存知ですよね?
人間が人と人との間に一定の距離を置くように、猫もまた人と人との間に一定の距離を置いている。
しかし、気に入った猫のテリトリーに入って近づきたいときには、「ふーん」と声をかけることで、自分は敵ではなく、ただ平和的に近づきたいのだということを知らせることができます。
相手と友達になりたいから、「あなたのことが好きです、友達になりたいです」という気持ちを「うーん」という言葉で一生懸命伝えようとするのです。
ですから、あまり仲良くない猫が「ムー」と短く言って近づいてきたら、それはあなたと友達になりたいということなのです。
「んーーーーー」のすこし違った鳴き方もあるの
猫の「モー」には、いろいろなバージョンがあります。
一言で「モー」と言っても、その意味は微妙に違っていたりするので、猫の「モー」の言い方の違いと、それに対する猫の気持ちを紹介しましょう。
猫が「もー」と言う時の気持ちを知って、猫との仲を深めていきましょう。
●くるるくるる、んーくるる、んー
丸くなりながら「んー」と喉を鳴らせば、あなたに甘えたい証拠です。
モー」の音は信頼できる人にしか出せないので、「モー」と言いながら咳払いまでしたら、大好きな飼い主に甘えたい証拠です。
もし、ペットが「うーん」と鳴いたり、「うーん」と唸ったりしていたら、甘やかしてあげることをおすすめします。
●んーにゃ、んーにゃ
にゃー」は「お米をちょうだい」という意味です。
また、「にゃ」は「ご飯」、「の」は「何かしてほしい」という意味なので、二つを合わせると「ご飯が欲しい」という意味になります。
空のお皿の前で「にゃー」と言ったら、ご飯を要求しているのかもしれませんね。
●んんー
うーん」という言葉には、「話を聞いてください」という意味が込められています。
何度「うーん」と鳴いても伝わらないことに悲しんでいるのかもしれません。
何かをお願いしたときに、何度も「うーん」と言うのは、「いや、それは違うよ」といっているのかもしれません。
愛猫が本当に求めているものは何なのか、もう一度考えてみましょう。
●んんー+ほにゃらら
本来、猫はあまり鳴かないのですが、「鳴いたら飼い主が喜んでくれた」「鳴いたら自分の要求が通った」という経験をすると、賢い猫は「鳴くといいことがある」と記憶するようになるのです。
だから猫は賢いのです。
この体験が、信頼を表す「うーん」と混ざって、さまざまな猫語を生んでいるのです。
とにかく、猫が鳴いていたら、何かをしてほしい、仲良くしてほしいと思っていることは間違いないでしょう。
まとめ
・猫の「モー」は仲良しへの返事
・猫同士の「モー」によるコミュニケーション
・猫が「モー」と言うのは、要求があることを意味します。
・猫が「モー」と短く鳴くのは、あなたのことが好きで、あなたに近づきたいという意味です。
・猫の「モー」が短いときは、「お友達になりたい」という意味です。
・猫の「モー」には、愛情や信頼の気持ちが込められているんですね。
猫の「モー」が短いのは、友達になりたいという意味です。
うーん」とゴロゴロしている場合は、あなたのことが好きすぎるということなのでしょう逆に、何度も「もーにゃー」と鳴く場合は、あなたに聞いてほしいお願いがあるのかもしれません。
猫の「むにゃむにゃ」を正しく理解し、正しく答えることができれば、今まで以上に猫と仲良くなれるはずです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。