観察している。
猫は好奇心が旺盛で、いろいろなものをよく見ています。
また、狩りをするときに隠れて獲物を待ち伏せしたり、敵から身を守るために狭くて暗いところに入ったりするのが好きです。
だから、ときどき物陰に隠れて、いろいろなものを観察しています。
おもちゃで遊んでいるときや興味のあるものを見つけたとき、物陰から顔を出して、狩猟本能からそれを狙うこともあります。
両目で覗いているときは、対象物までの距離を測っているのだそうです。
警戒している
猫がちょっと怖いと感じたり、変なものがあったり、警戒心が強いと、身を守るために物陰に隠れて見ていることがあります。
顔の半分だけ出して片目で見ているときは、どの方向に動くか見張っているのです。
警戒心の強い野良猫は、このように人間の行動を観察しているのですね。
飼い猫であれば、掃除機やドライヤーなどの大きな音や、お客さんや新しい猫が来たときに、隠れて見ていることがあります。
我が家の猫も、掃除機を使い始めるとカーテンの裏側から覗き込んできます。
また、飼い主が怖くて隠れて覗き込むこともあります。
いたずらをして飼い主に叱られた猫は、物陰から出てきて「、「もう怒ってるの？」「あっちに行ってもいい？」そっちに行ってもいい？こんなかわいい猫を見たら、すぐに許しちゃいますよね？
あなたにアピールしている
猫が物陰から飼い主をじっと見て、「遊んでほしい」「 構ってほしい」「 甘えたい」 飼い主にスリスリしたりニャーと鳴いたりする方がすぐに気づいてもらいやすいですが、状況やその時の猫の性格によっては、この方法でアピールする場合もあるようです。
例えば、猫がスリスリしたり飼い主の前に立ったりと様々なアピールをしているのに気づいてもらえない場合、物陰からじっとこちらを見つめることでアピールすることがあります。
また、控えめな性格の猫は、ストレートに自分を表現することが少ないので、このように飼い主にアピールすることが多いようです。
まとめ
猫が物陰からこちらをじっと見ていると、ちょっとドキッとしますよね。
猫は賢い生き物で、隠れて観察しています。
飼い主が何をしているのか、不審物がどんな動きをするのかを見ているのです。
また、飼い主の気を引くために、物陰から顔を出して目立たないようにアピールしている可能性もあります。
物陰から顔を出している猫を見つけたら、猫の気持ちを察してあげると、お互いの理解が深まるかもしれませんね。
