ネコの耳は、常にさまざまな方向に動いています。
その耳の角度から、彼らの心理がある程度予測できることをご存知でしょうか?耳をつけているときのネコの気持ちをチェックしてみましょう。
ゆったりとくつろいでいる
猫の耳が少し外を向いているときは、リラックスしている状態です。
たいていの場合、ゆったりと座っているか、眠そうな顔をしているはずです。
怒っているときは、いわゆる「イカ耳」と間違われやすい形なので、気をつけましょう。
猫の表情を見れば、その猫がどんな気分なのかがわかる。
うっとりするような気分なら、表情は穏やかでリラックスしているはずです。
猫がリラックスしているとき、放っておいてほしいときと、放っておいてもいいときがある。
撫でようと手を伸ばしたときに受け入れてくれるなら、撫でてあげることは悪いことではありません。
逆に、あなたを避けている場合は、「今はそっとしておいてください」と思っているのです。
過度な注意を向けてストレスを与えないよう、注意してあげてください。
しっかりと注意して聞いている!
飼い主に呼ばれると、耳が飼い主の方向を向くので、「聞こえていますよ!」という意味です。
聞いているよ!顔を動かすのは面倒だけど、返事だけしておこう…」と思っているようです。
リラックスしているときに元気よく返事ができないのは、どうしようもないですね。
答えてくれているのだからいいのです。
猫の反応がおもしろくて、用もないのに何度も呼んでいると、やがて盗聴されるようになります。
誰でも簡単な呼びかけに反応するのは面倒だと思うのだから、これは当然である。
こわいんだニャン!
猫は恐怖を感じると、耳が頭にペタッとくっつきます。
まるで姿を消したかのように見えることもあります。
この状態で、猫は「シーッ!」と威嚇してきます。
もう心はパニック状態です。
近寄ろうとすると、鋭い猫パンチなどを食らうかもしれませんので、落ち着くまで待ちましょう。
警戒心の強い猫は、なかなか心を開いてくれないかもしれません。
ずっと威嚇していても、根気よく接していればいずれ慣れてくれる可能性もゼロではありません。
猫との交際は焦らないことが大切です。
トントン、なんの音だニャン!
猫の耳は、人には聞こえない高い周波数の音を拾うことができます。
そのため、飼い主がいないところでも物音に気がつくのです。
何もない空間をじっと見つめるのは、このためだと言われています。
その場合、猫の耳は気になる音の方を向き、片方の耳だけが動くことがあります。
情報収集や判断をしているのだろう。
猫は聴覚が優れているため、家の中に虫がいることにすぐに気づき、その方向へ素早く向かいます。
プンプン おこってる!!
猫は怒ると耳が思いっきり横を向く、いわゆる「イカ耳」。
あまり近寄らないほうがよいでしょう。
抱っこしたときに不機嫌そうな顔をして耳がイカ耳になったら、それは犬があなたを拒絶していることを意味します。
刺激しないように、そっと離してあげましょう。
しつこくすると怒りが頂点に達し、あなたに攻撃してくるかもしれません。
まとめ
猫の耳は小さなパーツですが、気持ちがとてもよく表れるパーツでもあります。
ぜひ、猫と接するときの参考にしてください。
観察することで、猫の気持ちを理解し、コミュニケーションに役立てることができます。